マジックマン [日常]
先日、図書館で友人と会ってお茶でもしようと思ったら
コロナで館内のカフェが営業していませんでした。
しかたなく、自動販売機で飲み物を買って
ロビーに点々と置いてあるベンチで
飲みながらおしゃべりしていたら、
若い男性がニコニコしながら近づいてきました。
何かの販売かと警戒していたら、
趣味でマジックをやっていて、会社の忘年会で
披露したかったけれどこういう状況でできなかったので、
人に見てもらいたいので少しの時間いいですか?
というのです。
友人は警戒心が強くて断りたそうでしたが
私は面白そうだなぁと思い、いいですよと応じました。
よくあるトランプマジックで、一枚引いて
隠して持っていてください、というので
太ももの下に敷いたら
こちらの表情から読み取るようなしぐさで
うーん、とうなりながら、その札は…と
色、マーク、そして数字も全部当てました。
パチパチパチ。さらにもう一つ、
似たようなトランプマジックを披露してくれました。
気をよくして、もう一つだけ見てほしいという。
リュックから文庫本を3冊取り出して、
パラパラめくるのでストップ!と言ってください、
ここでいいですか?もう1回いいですよ?
と数回繰り返して、そして、自分はそのページをみないで
こちらに見せて、見開きの右のページの一番
右上の言葉を当ててくれました。
その単語は、形容詞ですね?ひらがな4文字ですね?という風に。
決して怪しい者ではないんです、と名刺もくれた
その人は、大手電機会社で、ロケットの研究をしているという。
誰にもマジックやってみせたことないんですか?
というと、こないだ息子の友達が泊まりに来たので
見せたといって、その男性は30代半ばくらいにお見受け
したので、小学生かと思ったら大学生だという。
トランプのトリックはまったくわからないけれど
もしや私が眼鏡をかけているので
眼鏡に反射してトランプの絵柄が見えるのでは?
と疑ってみたり、
文庫本も、自分の本3冊くらいだったら、
何ページかだけちょっと見えたら
全部のページの右上の単語を暗記しているのかも、
と思ったり。
友人は、ストップ!のタイミングで指を止めるのは
自分の塩梅なので、決まったところで止めているのではないか?
と疑ったり。
ちょっとその本見せてください!と言い出したり。
おばちゃんは素直に感動するばかりではなく
疑い深いので、しまいに男性はたじたじと
逃げるように去っていきましたが
度胸つけ?だったのでしょうか、
不思議な体験でした。
脇役スターの系譜 [日常]
私は主役のイケメン俳優より、どうしても
地味目な脇役俳優が気になります。
平田満さん、のような。
最初は脇役ぽい立ち位置だったのが、
次第に主役ぽくなっていった人もいます。
小林薫さんとか、内藤剛志さんとか。
村田雄浩さんや松重豊さん、松尾諭さん、
斎藤暁さん、数え上げるときりがありません。
若手で言うと、矢本悠馬くんが筆頭です。
泉澤祐希くんや井之脇海くんも。
仲野大賀くんもいいですねぇ。
いや、大スターを支えるかれらのキラリと輝くその魅力を
もっと注目してほしい、とは思います。が、その反面、
このまま素敵な「脇役」道を進んでほしいと思ったりもするのです。
こんな応援のしかたは、ご迷惑でしょうねぇ。。。
流行りもの [日常]
整体へ [日常]
人生を楽しむ [日常]
これはいつからか始まった
世の中の「気分」というか「雰囲気」なのだと思うのですが、
「一生懸命やる」、「頑張る」ということがダサい、
かっこ悪い、時には良くないことだいう風潮のせいで、
何かをするとき、
「楽しんでやりたいと思います」という
所信表明をすることが多くなっているように感じます。
難しいことにチャレンジするとき、新しいことに臨むとき、
スポーツ選手はもとより、
俳優や歌手など、そして一般の人も。
楽しんでやるに越したことはありません。
でも、
力まずに楽しむ=良いこと、
必死になる=ダメなこと、
と一概には言えないのではないか?と
ふと立ち止まって考えてしまいます。
実は自分もそうで、
ガツガツ生きるのがいやで、生き方として
多くを求めずゆるく生きてきて、その結果もちろん、
いわゆる成功者や勝ち組とはいえません。
楽しみを追求はしていないけれど、楽にいきたいとは
思っています。
そういう生き方を選ぶ人が
どんどん増えてきたということでしょうか。
勝者になるというガッツがなくなったということでしょうか。
自分のことも踏まえていうと、
一生懸命やって失敗したときに傷つくのが怖い、
だから手を抜いてやったというポーズをする、という
こともあるのかもしれません。
ずいぶん前から、最近の若者はハングリー精神に欠ける、
と言われてきています。
でも、楽しいことばかりして生きていくわけにも
いきません。
学校で勉強すること、
スポーツや習い事の練習をすること、
仕事を頑張ること、
持続して何かをすることには努力が必要で、
それも最初は楽しくても持続していくことは
苦痛もきついことも伴います。
楽しいこと、遊びやお休みを犠牲にすることもあります。
すべてにおいて、
誰もが楽しいことばかりを追求していたら
どうなるんでしょうねぇ。
カードの復活 [日常]
昨年のクリスマスイブに財布を紛失して、
慌てて銀行に電話してキャッシュカードの
停止をお願いしました。
その日のうちに、ラッキーなことに財布は
無事に手元に戻ってきたのですが、
カードのほうは面倒で年末から
停止のまま放置していました。
そういえば、ネットでも復活できると
電話のオペレーターさんに言われたのを
思い出して、検索してみたら、
なぜかパソコンではなくスマホでやれという。
銀行の「かんたん手続き」という専用アプリをダウンロードして、
キャッシュカードの番号等を入力し、
電話による本人確認か、
免許証・マイナンバーカード等による本人確認の
いずれかを選択します。
前者にしてみました。すると、
すぐに電話がかかってきて、
自動音声で暗号の番号を教えてくれます。
それをスマホに入力すると、終了。
面倒くさいと後回しにしていたけれど、
あっという間に手続きできたのです。
便利な世の中。
今年は、でも、色々なくさないようにしよう。
PCR狂騒曲 [日常]
長女の部活の関係者でコロナ陽性者が出た、と先週、
「濃厚接触者」には当たらないけれど、
2日間の「経過観察の自宅待機」、
出席停止という扱いになりました。
幸い症状(熱や風邪様の症状)が出なかったので、
2日明けてから登校したら、その翌日にまた一人、
別の関係者に陽性が出たという。
またまた自宅待機(今度は4日間)ということになったのですが、
いろいろと学校で協議した結果、
「PCR検査をして結果が陰性であったらすぐに登校してもよい」と
土曜日の夕方に連絡がありました。
日曜日ということもあり、
近くで検査できるところを調べたりてんやわんや。
大手ドラッグストアの調剤薬局のあるところで
無料のPCR検査の扱いがあるというので、
受付10時からというところ、8時から並んで
待機しました。(予約はできないし、
入荷数も限られていると電話で言われたので)
食べ物屋さんなどでは絶対に並ばないけれど。1番乗り!
寒さに耐えて2時間、やっと検査することができたのですが、
まぁこれがまた面倒。
早い話が、唾液をケースに採取して、薬品を混ぜて、
梱包して検査機関に送る準備をするまで、という
流れなのですが説明やら誓約書(陽性であったらちゃんと
医療機関に行きますという)、結果を連絡してくれる
メールアドレスの登録などで
一人1時間かかるというシステムなのです。
8時半ごろから10時までの間、私たちの後ろには
7人くらいの人が並んでいたのですが、
その人たちは1時間ずつ間をおいて再度来てくださいと
予約券をもらって帰りました。
PCR検査のほかにもうひとつ希望すればできたのが
「抗体検査」というもの。
これは鼻の粘膜を綿棒でこすり取り、
薬品を混ぜて数滴を検査用紙に垂らし、
結果をみるというもの。
(妊娠検査薬と同じような感じ)
PCR検査は2日後に結果がメールで送られてくるけれど
抗体検査は15分後に結果を見ることができます。
私は最初にこれの存在を知らなかったので、
ドラッグストアで(無料で)受けることができず、
有料の(1300円ほど)キットを買って帰りました。
これも買うのにも、いろいろ手続きが面倒でした。
なんだかんだで、日曜半日をドラッグストアで過ごしました。
キットの抗体検査は陰性と出たのですが、学校に電話したら
PCRの検査結果でないとダメだと言われてしまいました。
PCRの結果も、検査機関がパンク状態なのでけっこう
遅延や混乱なども起きています、と言われたのですが
それも緩和されたのか火曜日の予定が
昨日月曜日の夜にはメールがきました。
陰性!ほっ。
オミクロンでいよいよまたコロナ感染者も増えてきて、
初めて他人事ではなく自分事として
経験したのですが、そしておかげさまで
無事に終わったのですが、
はやくはやく特効薬ができないかなぁ~
そしたらインフルエンザのように、
そこまで恐ろしいウィルスではなくなるのに。。。
土下座 [日常]
年末のテレビから「忠臣蔵」が消えたように、
お正月のテレビからお琴の音色や、
お雛様のCMも消えました。
野球選手やお相撲さんが演芸を披露する番組も!
うちでは「一流芸能人格付けチェック」という番組をよく見ます。
アイドルや俳優、お笑い芸人やスポーツ選手などが
「一流芸能人」からスタートして
食べ物(味覚)、音楽(聴覚)、芸術(視覚)などの
一流とそれ以下を判別できるかどうかを
チェックしていくものです。
間違えると、一ランクづつ、
「二流」「三流」「そっくりさん」「映す価値なし」と
下がっていきます。
この番組で、今年は出演者が皆さん想定以上にミスが多く、
早い段階で多くが「映す価値なし」になってしまい、
司会者の浜ちゃんにより
土下座をしたらワンランクアップして復活させるという
救済措置がとられることになりました。
すると、ほかの出演者も
我も我も、頭を下げることでランクを上げてもらえるなら、と
土下座するようになりました。
それを見ていてうちの娘は
「そこまでして残りたいか」と言いましたが
私は郷ひろみさんが率先して土下座をする姿を好意的に
なんとなく見ていました。
土下座することにプライドを傷つけられたと感じるかどうか。
形式だけの謝罪かどうか。(謝罪でなく懇願でしたね)
いろいろ考えさせられました。
※ 良いものを食べ慣れているはずの芸能人が、
ほとんど和牛とカエル肉を間違えていたのですが
カエルの肉はもしかするとうまいのかもしれません。